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「粒選り」

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小豆の鞘を乾燥させ、豆を出す。
さらに、虫喰いのないものを選び出す。
この作業をしているとき、これが「粒選り」なのだと気付いた。

「オニイサンオニイサン、ウチノコ、ツブヨリヨ」とか、お歳暮のシーズンともなると「全国から粒選りの品をそろえました」とかの。
形、ツヤ、明らかに右側にある豆とは違うではないか。

しかし、この粒選りの作業はたいへん。子どものころ、ざるの上で豆を転がしながらおばあさんとやっていた記憶がある。久しぶりに母とこの作業をした。
豆をつまむ指先や、下を向いてするので頭まで痛くなってくる。
蔵や保冷庫に保管している瓶詰にされた豆を何とも思わずみてきたけど、一升の美しい豆を選るっていったいどれくらい時間かかったんだろう。
母がぼそっと「じいさん(父のこと)といっしょにようしょうたんじゃけど、途中から『じいさんはせんでエエ』言うてことわった。じいさんはちょっと豆が黒かったり、欠けとったりしたら全部捨ててしまうからなぁ」
と言った。初冬の夜、炬燵に入って二人で豆を選る・・・何十年もそうしてきたのかな。

粒選りの豆は主に赤飯に使う。虫の喰った豆を捨てようとしたら、母にぴしゃりと止められた。虫が入り込んではいないから餡子に使うのだそうだ。潰して漉すからいいのですって。
そう「粒選り」じゃなくても活かされるのだ。
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11月末日 | Home | 11月

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