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真っ赤なトマトは草刈りから

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先週の日曜日、大佐の家の周囲と、お墓の草刈をした。夫が草刈り機を使い、私は草刈り機が入らないところを手で刈り、草をむしる。その2週間前、帰ったときも草刈だった。何年もこの季節に同じことを書いているけれど、夏はとにかく草がすぐ伸び、暑くて暑くてたまらない中を作業する。

草刈はまだいい。そのサクサクした感触と、刈ったところは目に見えて美しくなるから。
たいへんなのはその草を寄せてく集めて運ぶことだ。刈りおとした草をそのままにしておくと、見た目も悪いし、草が種を落したり、根を出してまた繁殖する。少し置いておくと天気がよければ軽くなるけれど、帰る予定もあるのでまだ水分の多い重い草を熊手で集め、決められた場所に運ぶ。
家周は上の畑へ。大きなごみ取りに入れて抱えて何度も運ぶ。草刈だけでも疲れているので、何度もがつらい。

夫に言った。
「この間読んだ『坪田譲二と日中戦争』の中に書かれていた大戦当時の中国人の様子の記述で(そのままではないが、たしかこんな内容で) 中国の炭鉱で”穴のなかで石炭を背負い籠の中にいっぱいに詰め、穴から真っ黒で出てきて石炭をこぼし、また穴のなかに入っていく」様子、それから『オリンピックの身代金』で主人公が東京オリンピックの建設現場で一輪車で石を運ぶ場面を思い出したよ。辛い労働はヒロポンで忘れるみたいな」
”苦役”なのである。なーんにも考えられなくなり、ただ集めて足を運ぶだけの状態。
自分ちのことで、たいそう大げさな と思われるかもしれないけれど、いつ終わるのか が見えてこなくなる。聞けば夫も別の本に書かれていた労働の様子を思い浮かべたそうだ。

そのうち、夏がすぎ、草は放っておいても枯れる時期がくるけれど、また来年もこの季節はやってくる。畑、田んぼの畔、岸、山の岸、溝のほとり・・・・・・百姓は草刈りばかりだ と父は言ったっけ。

そもそもなんで草刈が必要なのか?家周りは掃除の延長であり、鬱陶しい、人がいないようで不用心の理由。
畑やたんぼは草丈が伸びると、さらに背の高いすすきなどが生え、低雑木が生え、植生も変わって山に戻ろうとするのだそう。
刈った草をそのままにしておかないのは、繁殖のほかに、発酵した草を目当てにミミズが集まり、ミミズを目当てにモグラが集まり土地に穴をあけると土がずれたり、水が抜けるから。

おいしいトマトもししとうも、草刈あっての畑から。
母も、この家に嫁いで以来、いままで大切にしてきた畑が草ぼうぼうじゃ野菜作りのモチベーションもあがらないですものね。
きつい草刈も耐えねば・・・・・
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そそられるぜこの赤に。がぶりといきたい・・・・・・(赤ってわかるのか?かいと)
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