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水無川の伝説


6月は「水無月」。線路に沿って流れる川の水を取り、すくすく育つ稲、ハウスの中はピオーネ。どちらも9月に収穫です。
雨がちゃんと降りますように、降りすぎませんように。

『おかやま伝説紀行』(立石憲利・著/吉備人出版)に「水無川」という話があります。備前市吉永町に伝わる伝説です。
・・・・・・
あるとき、弘法大師が備前市吉永町大股やって来ると、小さな谷川でおばあさんが大根を洗っていた。のどがかわいた大師が
「おばあさん、すみませんが大根を一本いただけないかな。のどがかわいたんで」
と声を掛けた。
おばあさんがふり向いてみると、みすぼらしい旅の坊主じゃ。
「そりゃ、これでも食いんさい」
泥のついたままの小さな大根を投げてくれた。大師は、
「このあたりじゃ泥のついたままで大根を食べるのかな。それなら川の水はいらんな」
と言って立ち去っていった。
 すると、それまで流れていた水が急になくなり、それから、その川は水の流れない川になってしまったのじゃ。・・・・・・
 ※大股の水が流れなくなった川は清水川といい、伏流川になっている

「水無川」にならぬよう、誰にでも優しい心を持つ住人が居続けることが大切みたいです。
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