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守屋益男さん『登山詳細図をつくる』


本日、8月31日・日曜日。丸善シンフォニービル店で「登山詳細図」作成・解説・監修をされている守屋益男さんのトークライブがありました。
登山詳細図
守屋さんはこのように7年間で16種類(改訂版含む)もの『登山詳細図』を発行されています。
短い時間でしたが、その発行に至るまでと踏査の仕方などを聴くことができました。
まず踏査ですが、
手に剪定ばさみや鎌、などを持ち伸びた枝、道をふさぐものをやっつけながら進みます。道しるべやトイレなど目印になるものを必ず記録します。ロードメジャー(回転式計測器・・・交通事故のとき道路をおまわりさんが転がしているアレです)で地点間の距離を測り記録します。通ったところの木に赤いテープを巻いたり吊ったりしておきます。
帰りに同じ道を通ると、明らかに藪だったところがすっきりとした道になった、そんな喜びも味わえるそうですが、
各登山詳細図のサブタイトルを見ていただければわかりますけれど、全67コース とか88コースとか西丹沢にいたっては120コースとか、これを何日にも渡り全部踏査するわけです!
(★詳しい踏査などの様子は《登山詳細図世話人の日記》を見てね)

さらにこれを地図にする。
地図というのは人の命を預かるわけで、まず正確なものでなくてはなりません。丹念に距離を測り、道迷いを防ぎ、登山者が少しでも助かるようにと休憩所や道しるべを記載していくというすごい作業です。
国土地理院が発行している地図は2万5000分の1で小さくて見にくいので、これを拡大し1万2500分の1(エリアによっては1万5000分の1他もあります)にし、そこにルートや距離、情報を書き込んでいきます。
不明瞭なところは再踏査もします。
そして、
詳細図校正
このように何度も何度も細かい校正を重ねます。
そして、やっとやっとやっと1枚の詳細図が出来上がるというわけです。

私も校正作業の工程をほんの少しだけ見せていただく機会があり、そのゲラだけでも本当に気が遠くなるような気がします。この詳細図を持って、どうか安全に山登りを楽しんで欲しいという守屋さんやその仲間の願いでできあがっているのだと感じます。
年内には『和気アルプス登山詳細図』『奥多摩西部登山詳細図』発行の予定です。
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