岡山大空襲ターゲット

雨に煙る街。鶴見橋から、シンフォニービル、柳川、中山下方面が見える。
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71年前の6月29日、岡山大空襲。あの辺りは空襲によってほぼすべて焼き払われた。午前2時過ぎからクレドビル辺りを照準照準点にB-29、138機によって焼夷弾10万発が投下され、2000人を超える市民が焼き殺された。

「岡山市への空襲は、たとえより小さい都市でも、その都市が戦争遂行上少しでも重要な働きを果たすものならば、見逃されるとか無傷でいることはできないという、更なる警告となるべきものであらねばならない。もしもほかの小都市の住民が、自分たちの未来は灰色だと思っているのなら、この空襲はそれを真っ黒にするであろう。」
(『B-29墜落 甲浦村1945年6月29日』『米軍資料で語る岡山大空襲』(日笠俊男/吉備人出版))よると
岡山市を空襲することの意味について、アメリカ軍の米国戦略爆撃調査団報告書関係資料⑧『目標情報票(Target Information Sheet)岡山』のしめくくりにこのように記録があるという。

ターゲットは軍事施設でも工場でもなかった。「無差別」攻撃ということばで表わされるけれど、営みのすべてを壊滅させること。狙われたのは「岡山市民」で生き残った人たちの気持ちをも真っ黒にさせる目的で。

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中国銀行本店から新しい川崎病院が見えるようになった。中山下、深抵小学校跡地に移転建設中で、ほぼ出来上がったようにも見えるけど今年の12月にオープン。名前は「川崎医科大学総合医療センター」に変わるんだそうだ。

明治 5年創立された深抵小学校も岡山大空襲で焼失。児童に死者、不明者60人の犠牲者を出した。(その後再建、2001年統合して中央南小学校となりこのときにはまだ中山下の校舎を使っていた。2005年さらに統合され中央小学校となって廃校。)岡山で一番の街中の小学校。
そこに通う地域のこどもたち、集った人たちが警告のために建物といっしょくちゃのターゲットって。

「お国のため」の戦争なんてありえない。
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イヌは考える。

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かあちゃん、きれいな夕陽だね と夕陽を眺めているわけではないの。はるか向こうからやってくるワン族を待っているの。おすわりしてお行儀よく 紳士的にね
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日曜日、身体を洗ってもらったワン。これ前足よ。垂れているのは胸毛。白い。本当はこんなに白い。
あるとき、散歩中にオレと同じくかあちゃんと手を繋いだ通りすがりの小学生が言った。「ママ、この犬ソックスはいてるよ。ソックスはいてる犬はカシコイんだよね」
かしこいかどうかはオレを見ればわかる かどうかは分からない・・・。

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オレの背中は丸い。ベランダで水遣りしている父ちゃんと同じカーブを描く。アタマの色もやっぱり同じだ。父ちゃんは本当は犬で、オレの本当のオヤジかもしれないと思って見ている。

犬のこと

IMG_7110.jpgお父様に差し上げたいくらい。色目は合うんですけど。
換毛期なもので、ブラシをかけるとこんなにどっさり抜ける。

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犬がたいへん愛おしいと思う。
「かいとはいいなぁー」と犬に巻きつく。
ふり払われることもなく、ときには面倒そうでもいつでもその太い首や胴体を貸してくれる。
海渡のほわほわの毛に鼻を埋めると、香ばしいかおりが漂い、じっとしている身体をしばらくお借りする。

なんで「かいとはいいなぁー」と思うのかというと、人間はめんどうくさい。ことばで説明することで相手にわかってもらおうとしたり、理解されなかったり、
自分が人を不快にさせたり、ことばを期待して得られなかったリするからだ。
そして、そんなことがあると、いつもにも増して犬が愛おしい と思うのである。

ことばに邪魔されない 犬の世界はいいなぁ・・・とも思う。
「なーんにもない なーんにもないあるのは愛だけ」 なんて百恵ちゃんの世界だなぁ・・・

庭の紫陽花

4年前の母の日に娘からもらった「メアリー」の蕾が色づきました。IMG_7069.jpg
4年前は砂糖菓子みたいな、こんな花でした。
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ちょっと雰囲気は変わりましたが、今は大地に堂々と根を下ろして、よく見れば虫まで休ませている細身ながらたくましい花に育ちました。
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これは30年以上前の「母の日」に、夫が私の母に贈ったガクアジサイ。当時は「ガクアジサイ」はただのガクアジサイで品種はいまほどなかったような。大株に育って半径2m 高さも2mもあり、庭で幅をきかせています。きれいなブルーになります。
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こちらは50年以上前から存在してたと思うもの。とにかく花が大きくて20センチ四方くらい、白にうっすらと水色が入ります。

真夜中に雷鳴とともに激しく降り出した雨は午後には止んで、しっとりとした良い日になりました。梅酒も仕込みました。この季節、このときにしかできないことができると、清々しい気持ちになります。

ムラサキツユクサ

すみません。本文なしにブログアップしていました。
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梅雨時に似合う花「ムラサキツユクサ」
おそらく私がモノゴコロついたころからそこに咲いていただろう花です。

小学生のとき、気付いた子が教室にお花を持っていっていました。お花当番もあって、仕事は「花の水替え」なんて書いて貼ってありましたっけ。
この季節の定番はこの「ムラサキツユクサ」と「ヒゲナデシコ」。
どちらもどの家の庭にも咲いていたのに最近はとんと見かけなくなりました。ヒゲナデシコは昔の赤紫色のものに替って、サーモンピンクとかブラックとかキミドリ色のものをお花屋さんで見かけます。教室の花瓶にぎゅうぎゅう挿されたものではなく、こじゃれた感じです。

学校の花壇には、夏になると、背が高く伸びて葉っぱが大きくて、しっかり根を張り、ピンクの花をつける植物がありました。
どんどん増えるので「コエグサ」と呼んでかわいがっていない花でしたが、それは今考えると色が変わるハーブティーとして有名な「マロウ」。買ってでも植えたい花で、切り花にしてガラスの花瓶、いえ、フラワーベースに無造作に活けると、おしゃれな感じになりそうです。
が、当時はありふれていてとにかくムゲに扱っていました。

ムラサキツユクサも昔は花をむしって色水をつくったり、ままごとの材料だったのに今では貴重。しっとりとした花をそぉーと見つめていたいです。一日花なので花屋さんには売っていません。
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この泡は蛍のたまごってこどもころから信じているのですが、?

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気持ちよく雨がふります。私は雨の日がとても好きです。

グイビイチゴ

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グミイチゴ。ウチのほうではグイビイチゴといいます。グイって棘(トゲ)のことらしいです。そういえば木にトゲがあります。
(右の一番下はワイルドストロベリーです)
昨年ばっさりと枝を落とし、「なんでこんなに切るのだ」と不満に思っていましたが、今年も美しい実をつけました。・・・新枝に実を付けると知り、納得。

犬の海渡は私が上を向いて実をとってる間にもソーキの中に入っている実を盗み食い。多少渋みがありますが、甘いので大好きみたいです。ずーっとこうやって付きまといます。
子どもの頃、「グイビを食べ過ぎたらウ○チが出んようになる」と母に言われておりました。皮ごと口に入れ、種をきゅっと噛んで吐き出すという食べ方をしますが、海渡さんはもちろん種は吐けません。ウ○チも普通にでます。

とてもデリケートな果実で、前日の雨のせいで、完熟したものは先が黒くなって傷みが出やすくなります。そうなると保存用のジャムやイチゴ酒にもむきません。すぐつぶれるので傷んだ部分を取り除くこともできず結局これくらいしか採れませんでした。

ソースにしました。本当はジャムになる予定だったのですが、おととしくらいにも作ったときの反省をすっかり忘れていました。
熱湯でさっと裏ごしして種を取り除き、砂糖を入れて煮詰めるだけの簡単なものなのですが、

もののレシピに”2分くらい茹でる ”と書いてあります。けれど、2分は長く、ざるにあけるときにすでに実がつぶれてしまうので熱湯の量は相当少なめでよい というか少なめでないとないとダメになってしまう可能性が高いです。
なのに、あっと思ったときには鍋いっぱいの湯に放っていました。

結局、フルーツソースということで・・・それでも煮詰めるのに2時間もかかってしまいました。レモン果汁を入れると色がもう少しきれいかと思います。
甘酸っぱくておいしい。今朝、ヨーグルトに混ぜたものを少しだけ海渡にも舐めさせてやりました。

夜の後楽園に静けさがもどりました。

おや、きらきら美しい。
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水面に揺れる岡山城。夜なのに明るくって後楽園外周が歩きやすかった。海渡さんも散策する人たちに「かわいい」なんて言われて、なでなでされて嬉しかったね。

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春の岡山後楽園幻想庭園は5月いっぱいで終了。思えば、お花見のころからゴールデンウィーク、先日までお昼も夜もお祭りが続いてるようにもありました。
後楽園に生息する野鳥や、小さな生き物、植物は静けさと暗さを欲しているかもしれません。いつもの闇が戻り静かに眠れる・・・と。

ちなみに夏の幻想庭園は8月1日から1か月間の開催です。
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