用紙とインク

紙に色
写真でそのままの色を出すのはむずかいいのだけど・・・
同じインクで刷って、紙によってこんなに変わるものだということを改めて知らされました。

著者の「赤」という指定でしたが「赤」にも「朱」に近いものと「紅」に近いものがあります。
なまめかしくもあり、上品でもある赤を目指して、まず著者に自分の思う色に近い「赤」をいろいろな印刷物を見ながら選び、それに近い色をプリンターで出力しました。

データ上はC(シアン=青系)M(マゼンダ=赤系)Y(イエロー=黄系)にしていますが、実際の印刷はDICに合わせて作る特色です。プリンター出力の色を見ながら、印刷屋さんがそれに近い色に合わせて作ってくれます。

その上でどんな紙に刷るか。私としては、華のある光沢のある物が作品の性質から好ましいと思いました。
選んだ紙は「きらびき」。
ところが印刷屋さんから赤のベタが強いのでキラキラした地模様の部分が消える、色が沈む、インクが流れるので合成インクしか使えないという指摘を受けました。

色にこだわりあったのでならばと再現性のよいアート系を勧められました。するりとした紙で画集や写真集に使うことが多く切れよくハッキリと発色します。
しかし、ツルリと綺麗すぎて風合いはありません。では、どんな紙を使うか?

上は試験的に刷っていただいた写真です。分かりにくいかもしれませんが、肉眼で見ると全く同じインクを使っているのに明らかに発色に差が出ます。(左から用紙名 サテン、アート、ペルーラスノーホワイト、きらびき、シャイナー、南アルプス紙)
写真内にはありませんが、アート系以外で一番明るく出るペルーラホワイト(スノーホワイトとは白色度が違う)に決定しました。


通常、更に、これにコストが加わります。
コーヒー豆がイロイロ銘柄で価格が変わるのと同じようなものです。

紙とインクの関係については経験でしか分かりません。用紙の種類はいっぱいあります。
全部に刷ってもらうなんてことはもちろんのこと不可能です。
意思を伝え、
印刷屋さんと紙屋さんに教えていただきながらより良いものを作っていく、それも本づくりの喜びです。
あらためて、印刷屋さんと紙屋さんがあって初めて本はできるものですね。
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夏休み だね。

奉還町
土曜日の夕方、奉還町商店街入り口。
いつもは閑散としているけれど「土曜夜市」でこんなに賑わっている。
表町商店街も同じく「土曜夜市」。通りに人の頭がいっぱい見えて、嬉しくなってしまう。
奉還町や表町には 雑多な賑わいがよく似合う。
ちょうちん
旭川の河川敷には今週末花火用の提灯が設置された。
相生橋上のこの辺りは屋台スペースになる。
20120727岡山駅前
金曜日、午後7時の岡山駅前広場噴水前。
待ち合わせの若者たち。噴水の向う、ホテルグランヴィアの部屋の明かりもいつもより多い。と。思う。

暑くって暑くってたまらないのだけど、「あー 夏休み!」
なんだかへとへとなんだけど「うらじゃ」で炎天下踊る人もいるんだから、これしきで暑いだとか、つかれただとか言ってる場合ではないのです。

エネルギーを使うもの

好転続きで大佐の畑ではトマトが完熟。真っ赤
tomato1
収穫して岡山に持って帰っているうちに完熟のものは皮がはじけてしまいました。はじけたところから傷んでしまうので思い切ってトマトジュースに。ざくざく切って皮のまま鍋に入れて弱火でコトコト。水は一切加えずトマトだけ。あとはザルで漉して冷やします。
トマトジュース1
そして翌朝 ー OH!フレッシュ。これ飲んでたら病気にならない感じがします。
トマトジュース2

おじいさんがまた入院したので、施設においている荷物を一旦明日引取りにいきます。

病院の帰り、路面電車の中で隣に座った女性二人が会話してました。
「私、住むところにお金を使っていないわ」
「あなた、住むところには お金を使うものじゃないの。エネルギーを使うものなのよ。掃除したり片付けたり」

なーるほど。おじいさんの荷物をわが家に置くのにもエネルギーがいるぞ。とりあえず持って帰って・・・うーnどうしまおう。。。

「愛だ! 上山棚田団」地方出版文化功労賞奨励賞受賞!選考理由

この度、この「愛だ! 上山棚田団」が
第25回地方出版文化功労賞奨励賞を受賞しました!
上山
山陽新聞には本日文化欄の記事になっていましたが、さらっと書いてありました。

そこで、正式にいただいた〈選考理由〉を全文掲載させていただきます。とてもよく読み込んでいただき、多くの方から内容が評価され650作品の中から選ばれたということです。

 第25回地方出版文化功労賞は、昨年の10月20日から10月25日、倉吉市立図書館で開かれた「ブックインとっとり2011」に出品展示された全国の地方出版物(対象約650点)の中から、各地区の推薦委員および一般の来場者による会場での投票により13点を最終候補として挙げ、11名の審査員が持ち回りで数ヵ月にわたって審査し、本年7月1日の最終審査会において決定した。

第25回 地方出版文化功労賞 奨励賞
書名 『愛だ! 上山棚田団 ー 限界集落なんて言わせない!』

編著者 協創LLP(きょうそうLLP)出版プロジェクト
発行所 吉備人出版(きびとしゅっぱん)
発行者 山川隆之
体裁  196頁 定価1575円
発行  2011年6月25日

<選考理由>
岡山県北部、美作市(旧英田町〜あいだちょう)上山(うえやま)の農耕放棄された棚田が、LLP(有限事業責任組合)創立メンバーの一人の父親が田舎暮らしを始めたことをきっかけにして、LLPのプロジェクトの一つとして生まれた英田上山棚田団によって再び元の姿を取り戻していく過程と、それによって新たに英田の住民となるメンバーが生まれたりする展開が軽妙でテンポの良い文章と写真でつづられている。
インターネットを通じて知り合ったメンバーの「やる前からあきらめるほどつまらんやつはおらん」「やらんと後悔するより、やってから後悔したほうがナンボかましや」というあまり肩に力を入れず、トラブルさえも楽しみながら乗り越えていく「おもしろがり」とノリの良さ、「上山の千枚田」を核として、楽しむだけでなく地域の資源を多角的にとらえビジネスモデルとして持続可能なプロジェクトとして展開させる企画、その有りようと展開で地元の住民とも信頼関係を築いていく過程など読みどころがたくさんある。
しかし、限界集落や農耕放棄地を知る人にとっては読後感が分かれるかもしれない。たとえばこうしたノリの良い集団がそう多くない中で、問題を抱える地域は全国どこにでもあること、この本の中で地元に住みついて行う仕事が国の緊急雇用政策で賄われ、今年を時限とした施策であることなど突っ込みどころは結構ある。それでもこの本の中で展開されていることは地元にとって歓迎されており、こうした地域を維持発展することができる方法論のうち有力な一つであることは間違いない。
また、全体が関西風の軽妙さでつづられていることに、「そんなに簡単なことではない」と思われる方もあるだろう。しかし、プロジェクト全体を貫くこのノリの良さがこの本の特徴であり、多くの人が楽しみながらはたから見ると大変そうな事を継続できる力の源でもある。
今後のこのプロジェクトのさらなる発展を願うとともに、この本に触発されて田舎を楽しみながら守り、発展させていく人たちが生まれることを期待する。それがなんだか出来そうに思われるところがこの本の魅力である。
また、この本は発行元の吉備人出版による創立15周年記念公募作品優秀賞に選ばれたことによって発行された。その顛末が巻末に記されている。これ自体もワイワイ騒ぎながら、新たな才能が登場して本が作られていく過程や、選考されるかどうかの不安、選考されてからのドタバタなど関西ノリで描かれていてクスッと笑わされる。楽しい本である。


ヤッター!!

虹の向こうは晴れなのかしら

虹20120720
昨日の夕方6時過ぎ。雨を心配しながら戻り、自転車を止めて見上げたら・・・思いがけず。
いいことあるかもしれないなぁ って”虹”を見ると思うんだよね。やっぱり。

ペットが亡くなると「虹の橋を渡る」っていうなぁ。

我が家のペット海渡さんは、今竹井先生宅にショートステイ中です。
海渡どうしているかなぁ

以前の脱獄でできた眉間の傷がかさぶたごとごっそりとれた
かいと20120717の3
訓練士の竹井先生のうちには アロマさんというジャーマンシェパードの警察犬がいます。
もちろん海渡さんは位が下なわけで、そんなことは本人(犬)もじゅうじゅう分かっているのですが、
食事時、アロマさんに先に餌を与えると「うーうー」と抗議するそうです。
なんていやしい、身の程知らずな奴なんでしょうね。

アロマさんと2年くらい前に、まだまだ幼い海渡さん。アロマさんは1歳姉さんです。
アロマさんと

水時計とエアータオルと

大丸梅田前の水のアート
大丸1
アートかと思ったら「水時計」だそうで、時刻が現れます。大丸2
おー日本の模様「青海波」
大丸3
上から水が落ちて密度が違って模様になるようです。下から出口をのぞき込んでみてもよくわからない。
流れ落ちているので写真を撮るのはむずかしく、私が撮影したのはブレブレでこれは一緒に行った娘が撮ったもの。見ていて飽きない・・・・・・買い物に行くんだってば。。。

一週間以上ご無沙汰してしまいました。
先週の土曜日には兵庫県立芸術文化センターでこまつ座公演「薮原検校」(やぶはらけんぎょう)を観ました。
その後は大阪に行き、買い物など。

そうそう大阪では、トイレのエアータオルが使えませんでした。美しい建物の中、おしゃれな化粧室に設置されたぴかぴかのエアータオルのすべてに「使えません」というような文面の紙が貼ってありました。
そして、デパートやマンションやビルには「計画停電のときには・・・オートロックが・・・エレベータが・・・」というような掲示物が。

驚きでした。「水時計」も驚きでしたが。


【お知らせ】
「吉備人出版」公式facebookページができました。
皆様 よろしくお願いします。

海渡脱獄

このオンボロ小屋は海渡の家です。
修正ケージ
3日ほど前にこうなりました。
顔キズ
そして、久し振りにブログに登場する海渡さんは、お分かりでしょうか?目の下、口の上
海渡の口
唇というのでしょうか?えぐれており、ヒゲも切れています。
このキズは、顔の左右同じ場所にあります。

海渡さんは、10日ほど前から留守中の脱走に凝っているらしく、
ケージの外にあるシートなどを引っ張り込むうちに、ぱかっと載せている檻の部分が外れて出られたのがたのがきっかけで・・・・・・
困る犬
一度成功したからといっても二度目は上の写真のように 檻がスライドしてもうどうにもならなくなった日もあり、夫が帰宅すると困った顔で見上げたそうです。
この次の日は私がしっかりと檻部分と下の台部分をひもでくくり、シート技では檻は動かず、外にはでられなくなりました。
次の日には、手前にある赤い小屋を引っ張り込もうと試みたようで、赤い小屋はケージ側が裂けましたが、小屋の外には出られませんでした。

そして、最初の写真です。
今度は檻の間に自らの顔を突っこみこじ開けるということを思いついたようです。
激しい・・・・自らの顔でこじ開けようとするなんて、なんて奴だ。
どんな様子でやっていたのだ?!ジョイント部分には歯形もガシガシ。

丸3年も使っているので、確かに傷んできてはいましたが、このようにするとは ― 塗料までも落ちてさびさびのオンボロ小屋。
昨日、今日はさすがにキズが痛むのか、小屋をなんとかしようなんて思わなかったみたいで、「今日はどうなってるのだろう」と帰宅しましたが、イヌも小屋も無事でした。

なぜ、急にこのような行為を始めたのかは不明です。まったく。

新見駅

1週間前、玉造に行く途中、新見駅で停車した。新見駅

新見高校に通うため、この駅をほぼ毎日利用していた。35年以上も前のことになる。
朝、大体は6時45分くらいの姫新線に乗る。多少ダイヤの改正とか言って時刻が変わったとしても前後3分くらいのものだったと思う。
丹治部駅、岩山駅、次が下り終点の新見駅。当時約20分で着いた。
(余談ですが、丹治部の一つ向うの刑部駅は大佐町で同じ中学校に通っていても学区は勝山高校区で、勝山に行くには姫路、津山方面に向かう姫新線の上りに乗る。
同じ中学校に通いながら、全く顔を合わせなくなるのだ。)

ここ新見駅に伯備線下りでは、井倉、石蟹(石蟹の近辺の人は主に自転車だった)から、上りでは新郷(にいざと)、足立、神代から
芸備線では野馳、矢神、 市岡 、坂根、備中神代 (布原) から生徒が集まる。(芸備線にはあまりなじみがないので間違ってるかも・・・)
4方向からここ新見駅に、午前7時過ぎほぼ同じ時間に降り立った。
冬場には雪を載せる。やっぱり、伯備線上り新郷方面からの列車が一番雪の量が多かったと思う。「そっちの方が田舎だ」と、そんなことを比べあったりもした。

伯備線に乗っていて思った。
伯備線で通っていた友達も、姫新線に乗った私たちと同じように、今日先生にあてられそうな英訳を授業が先に進んでいるクラスの子のノートを写したり、昨日のテレビの話をしていたのだろうな。
そして、ここを過ぎるともう間もなく「新見駅」に着くというポイントがあったに違いない。
外は見ていなくても、列車のスピードや音の変化に外を見るとそこだったりするような。
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