Posted: 2020.08.11 (Tue) by 吉備人紅一点 in
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犬だってソーシャルディスタンス!お盆には、仏様にも気持ちよく過ごしていただかなくちゃ。
と、8月8日夫と犬と大佐へと向かう。
35度近い猛暑の中、屋外の作業ができるのは陽が落ちてからと、陽が高くなる前だ。
今夕と明日の朝を無駄にしてはならぬ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・午後6時半、実家につき、想像を超えるうっそうとした家周りにがっくりとなる。2週前にも帰ったのだが・・・
草の勢い、たぶん強い雨が降ったのだろう倒れた花壇の花。不揃いに枝を伸ばす庭木。なんとかせねば。
気をとりなおして夫は草刈りから わたしは庭の花を起こして束ねるところから始める。互いが居なかったら夜通しやっていたしれないかもほど終わりが見えない。午後8時で強制終了。

近所のピオーネ農家の人が言っていた。毎朝4時起きよ と。そしていつも思うのだが農業に従事する人は自然に逆らわない。真昼間に外に出る人は見かけない。虫や天候には自らしっかりと防備する。
わたしも4時半起床。日焼け止めを塗りまくり がっつり生身を隠して外に出て作業開始。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・家周りに雑巾や、ブラシが散らばっている。雨に加えて風も吹いてのだろうな。
薬剤散布のポンプに、ほうき、ほうき、手帚、長箒、竹箒?おかしいここにも箒?!
家には用途に合わせた箒が数本もある。加えて、まだ使えるんじゃないかと置いておいたボロも何本かあった。
それがいろいろな場所にバラバラに投げ捨てられている。箒好き。ほうきばかりがなんでだ?
人間の仕業にしては意図がわからない。サルのいたずらに違いない。
ウッキッキーと箒をもってチャンバラする大サル子サルの姿が目に見える。えーい、婆さん食べるものくらい置いておけよ ウッキッキーウッキッキー と大暴れ。
ただおかしなことがあった。
この間、夫が「これなんで大事にとってるの?」とたずね「わたしらが買ってきたヤツだからじゃないの」と会話した、柱のくぎに掛けていたビニールもはずしていない未使用の長箒だけがない。
家裏に我が家には植えていないシュロの葉っぱが落ちていたのを見つけたから、もしかしてサルチームはこの感じで未使用長箒をどこかに運んで行ったのかもしれない。ウッキッキーと箒を掲げ歩くサルチーム・・・・・・
まったくサルには勝てない。放っておくしかない。
こんなに賢いならサルも、自身で草刈りもして、耕作もすればいいのに と思うけどそれはもっと恐ろしい話になりそうだ。
さて、どうにか気持ちが落ち着くくらいきれいになったところで朝ご飯。
次は墓掃除が待っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・午前10時、もう陽が高くなっている。腰が痛く、はいつくばって草を引く。夫は草刈り。
こんな作業をわたしたちあと何年できるだろう。体がきつい。墓場だからかしょってるものに気持ちもきつい。
わたしのおばあさんまでは土葬だったので墓場が広い。今どきの「○○家の墓」というのが一墓というわけではなく埋葬されている人の数だけ間隔を空けて墓標がある。田舎の墓は山際に造られていることが多く周囲の草刈りも必要だ。
熱中症になりそうなので細かいところには目を瞑り あとは13日に祀る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんやかんや と汗だくだくで用事を済ませる。
仏壇の中でにっこりと笑っている父に訴える「もうムリ、壊れるわ」。午後5:00 大佐の家を後にする。
お盆がやってくる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、ほんとうに私の腰は壊れた。(;´д`)トホホ